2022/07/29【サルモネラ:食中毒】原因は弁当店の「ウナギ弁当」 3歳から70代の男女75人が集団食中毒 鹿児島県霧島市 /鹿児島県
鹿児島県霧島市の弁当店で販売されたウナギ弁当を食べた75人が腹痛などを訴え、県は、サルモネラ菌による集団食中毒と断定し、この弁当店に3日間の営業停止命令を出しました。
30日から3日間の営業停止命令を受けたのは、霧島市国分松木町の弁当店、「つるの恩がえし」です。
鹿児島県によりますとこの弁当店は、22日から23日に、ウナギ弁当やかば焼きなど店頭や配達で約100食販売しましたが、これを食べた3歳から70代の男女75人に腹痛や下痢、発熱などの症状がみられたということです。
75人のうち53人が病院で治療を受け、5人が入院したということです。
姶良保健所が調べたところ、患者や調理した人の便からサルモネラ菌が検出され、県は集団食中毒と断定しました。
県は、この時期は細菌が活発になりやすいとして、調理の際はしっかり加熱することや手洗いを徹底するよう呼びかけています。