2022/08/04【サルモネラ:食中毒】砥部町の認定こども園で集団食中毒 /愛媛県
愛媛県砥部町の公立認定こども園でサルモネラ菌による集団食中毒が発生しました。
園で提供された給食が原因で園児ら16人に症状が出ています。
県によりますと、集団食中毒が発生したのは、砥部町大南の「砥部こども園」です。
先月23日から29日にかけて、園児15人と職員1人のあわせて16人が下痢や発熱などに見舞われました。
その後の調査でサルモネラ菌が検出されるなどしたことから、中予保健所では園で提供された給食が原因の食中毒と断定し、園内にある調理場を4日から3日間の業務停止処分としました。
なお入院した人はおらず、患者は回復傾向にあるということです。
「砥部こども園」は町立の認定こども園で調理場も町の運営だということです。
サルモネラ菌は鶏肉や卵を汚染することが多いということで、県では十分な加熱や低温保存を過信しないこと、二次汚染への注意などを呼びかけています。