2022/09/05【新型コロナウイルス:COVID-19】観光関連事業者の倒産は300件~新型コロナ関連倒産4018件~ /帝国データバンク
9月5日は新たに6件の新型コロナウイルス関連倒産(法的整理または事業停止〈銀行取引停止処分は対象外〉、負債1000万円未満および個人事業者を含む)が確認された。その結果、同日16時現在の新型コロナウイルス関連倒産は全国で累計4018件(法的整理3719件、事業停止299件)となっている。負債1億円未満の小規模倒産が2352件(構成比58.5%)を占める一方、負債100 億円以上の大型倒産は7件(同0.2%)にとどまっている。
【発生時期別】
2020年が839件、2021年が1767件、2022年が1412件となっており、2022年は2000件に達するペース。月別では今年3月が205件で最多。今年8月発生の倒産は162件、9月発生の倒産は3件確認されている。
【業種別】
「飲食店」(607件)が最も多く、「建設・工事業」(506件)、「食品卸」(205件)、「ホテル・旅館」(162件)が続く。製造・卸・小売を合計した件数は、食品が450件、アパレルが296件となっているほか、ホテル・旅館、旅行業、観光バス、土産物店などの観光関連事業者の倒産は300件となっている。
【都道府県】
「東京」(747件)、「大阪」(417件)、「神奈川」(240件)、「福岡」(208件)の順で、東京と大阪(1164件)で全体の29.0%、1都3県(1218件)で全体の30.3%を占めている。
■新型コロナウイルス関連倒産について
「新型コロナウイルス関連倒産」とは、原則として新型コロナウイルスが倒産の要因(主因または一要因)となったことを当事者または代理人(弁護士)が認め、法的整理または事業停止(弁護士に事後処理を一任)となったケースを対象としている。個人事業主および負債1000万円未満の倒産もカウントの対象としているほか、事業停止後に法的整理に移行した場合、法的整理日を発生日としてカウントしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfcd7527ca604e799528263b8e5631394c62ace7?fbclid=IwAR3CM2FelIWSomZGuE4M8bMxgvn9YVSPgbk7p_Pd47pJ4NLNxU79URIhuTE