2022/09/08【黄色ブドウ球菌:食中毒】砥部町の老人ホームで食中毒 /愛媛県
砥部町にある老人ホームで入所している男女12人がおう吐などの症状を訴え、保健所はこの施設で提供された食事が原因の食中毒と断定しました。
保健所は、食事を提供した砥部町の業者を8日から3日間の営業停止処分にしました。
愛媛県によりますと、9月2日、砥部町の老人ホームに入所している70代から90代の男女12人がおう吐や発熱などの症状を訴えたということです。
このうち3人が医療機関を受診し1人が入院しましたが、すでに全員回復し命に別状はないということです。
保健所が調査した結果、患者の排せつ物から「黄色ブドウ球菌」が検出されたほか、症状を訴えた全員が老人ホームで同じ朝食を食べていたことから、保健所は、この朝食が原因の食中毒だと断定しました。
保健所は、老人ホームに食事を提供した砥部町の「みらいフードサービスほわいと・とべ事業所」を8日から3日間の営業停止処分にするとともに衛生管理を徹底するよう指導しました。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20220908/8000013941.html?fbclid=IwAR3t4QS6w3CxjqUqCc69pwwI5AK2qfsc6U7XTNcKvdoFDnItpRiGvP9IAS4