2020/02/04【ノロウイルス】ダイハツ九州の下痢や嘔吐、6人からノロ検出 集団食中毒は否定 /大分県
ダイハツ九州(中津市昭和新田)の従業員75人が下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴えたことに関して、県は3日、検便した6人全員からノロウイルスを検出したと明らかにした。感染経路は不明。
県食品・生活衛生課によると、1月23日ごろ~30日にかけて10~60代の従業員に症状が出た。発症時期に幅があり、共通した食事を取っていないことなどから、集団食中毒ではないという。
感染者の下痢や嘔吐物からウイルスが広がった可能性があるとみている。県は2月1日、同社にドアノブや手すりなどの消毒や手洗いの徹底を指導した。
ノロウイルスは11~3月にかけて発生が多くなり、感染して24~48時間後に症状が出る。通常は1、2日程度で治るが、症状がなくなっても1週間~1カ月ほどは便にウイルスが出るという。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/…/02/04/JD0058932433