2020/02/13【寄生虫:アニサキス】寿司店で食中毒 原因はアニサキス /石川県
12日夕方、輪島市内の寿司店でシメサバを食べた男性が、寄生虫のアニサキスを原因とした食中毒を発症したことがわかりました。
食中毒が発生したのは、輪島市河井町の「阿づま寿し」です。
県の薬事衛生課によりますと、12日夕方、この店を訪れ生のシメサバなどの料理を食べた40代の男性が、夜になって腹痛や嘔吐などの症状を訴え、医療機関を受診しました。診察の結果、男性の胃からサバやイワシなどの魚貝類に寄生するアニサキスが検出されたため、能登北部保健福祉センターは飲食店での食中毒と断定しました。現在、男性は入院していますが、回復傾向にあるということです。
能登北部保健福祉センターでは「阿づま寿し」を12日の1日間、営業停止の処分とし、従業員に対する衛生教育の徹底を指導しました。