2021/01/07【新型コロナウイルス:COVID-19】緊急事態宣言で仙台駅周辺のホテル 影響を懸念 /宮城県
緊急事態宣言の発出で、「GoToトラベル」の一時停止ですでに影響を受けている宮城県内の宿泊関係者はさらなる状況の悪化を懸念しています。
仙台駅前にあるホテルメトロポリタン仙台では、例年この時期、首都圏からの宿泊客が半数近くを占めています。しかし現在は4割以下にまで減少。
2020年4月に緊急事態宣言が出された時は客室の稼働率が1割から2割程度まで落ち込んだことから、今回も同じレベルの影響が出ると懸念しています。
ホテルメトロポリタン仙台・本川武志営業統括支配人「(首都圏からの)出張のキャンセル、もしくは控えるという状況が予想されますので、今回も1月についてはそこ(前回の状況)まで行く可能性があるということで大変危惧しております」。
こちらのホテルでは2020年10月に「GoToトラベル」が始まると例年の7割ほどにまで稼働率が回復しました。
しかし12月に一時停止されてからはすでにおよそ1万人のキャンセルが発生していて、緊急事態宣言によりさらに相次ぐことが予想されます。
本川武志営業統括支配人「先が見えずこれからどうしていいのかという部分もあるのですが、我々としましては、お客様が安心してご滞在できるような準備を進めていくだけでございます」。