去年、新型コロナウイルスのクラスターが発生したさいたま市の劇団が、稽古の際にマウスシールドでなくマスクを着用するなどの対策をとったうえで、活動を再開することになりました。
去年10月、さいたま市の劇団「ミュージカル座」ではクラスターが発生し、劇団員など76人の感染が確認されました。
このため劇団の活動を休止していましたが、来月下旬の公演再開を目指して今月から活動を再開することになりました。
埼玉県やさいたま市の調査では、消毒や換気が適切に行われていた一方で、演者がマウスシールドしか着用せず、稽古で一度にスタジオに入る人数が多かったことが、クラスターの主な原因で、劇団は稽古の際、マウスシールドでなくマスクを着用し、一度に集まる人数を制限するなどの対策をとることにしています。
「ミュージカル座」は「これまで指摘された感染拡大の見解を胸にきざみ、常に念頭におきながら話し合いを続け改善していきます。お客様が心から楽しんで頂けるよう全力で取り組んでまいります」とコメントしています。