先月の大手コンビニ3社の売り上げは、去年の同じ月に比べ5%から14%の大幅な減少になりました。新型コロナウイルスの感染拡大で、オフィス街や繁華街にある店舗の売り上げが落ち込んだことが響きました。
各社の先月の売り上げは、既存店ベースで去年の同じ月に比べて、ファミリーマートが14.8%、ローソンが11.5%、セブン‐イレブンが5%それぞれ減少しました。
コンビニ各社は、緊急事態宣言が出たあとも原則として、通常どおりの営業を続けていますが、人の動きや企業の活動が低調になったため、オフィス街や繁華街の店舗を中心に客数が大きく落ち込んだことが売り上げ減少の大きな理由だとしています。
コンビニ各社は、感染拡大を防ぐ対策を取り、需要が伸びている総菜や冷凍食品の品ぞろえを強化していますが、消費者の外出の自粛で厳しい状況が続きそうだとしています。