2020/04/27【新型コロナウイルス:COVID-19】北海道中央バス 運転手が感染 /北海道
北海道中央バスは石狩市の営業所に勤務する路線バスの40代の男性運転手が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。会社は乗務中はマスクを着けていたうえ、症状が出てからは勤務していないことから、バスの運行は予定通り続けるとしています。
北海道中央バスによりますと、石狩市にある石狩営業所に勤務する札幌市の40代の男性運転手は休みだった今月21日に発熱症状が出たことから自宅待機となっていました。
その後、札幌市保健所の指示で検査を受けたところ、26日に新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
運転手は勤務中はマスクを着け、症状が出る直前の2日間で乗務したバスは市営地下鉄麻生駅を起点に石狩市役所やJR手稲駅などを結ぶ合わせて15便だということです。
会社は運転手が乗務したバスや営業所を消毒するとともに、念のためこの運転手と5分以上接触した可能性のある従業員15人を自宅に待機させています。
会社では運転手は症状が出てからは勤務していないことから、当初の予定通り運行を続けるとしています。
北海道中央バスは「お客様にはご不安とご心配をおかけしますが、今後も保健所などの指示を仰ぎ、必要な措置を講じていく」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200427/7000020621.html