2020/04/02【ウェルシュ菌】千歳 仕出し弁当で35人食中毒 /北海道
先月、千歳市内の飲食店の仕出し弁当を食べた男女あわせて35人が、下痢や吐き気などの症状を訴えました。千歳保健所は弁当が原因の食中毒と断定し、この飲食店を2日から3日間、営業停止の処分としました。
営業停止の処分を受けたのは、千歳市勇舞の飲食店で仕出し弁当の販売も行っている「結工房」です。
千歳保健所によりますと、先月25日、この店の仕出し弁当を食べた26歳から65歳の男女35人が下痢や吐き気などの症状を訴えました。
重症者はおらず、全員すでに回復したということですが、このうち9人から「ウエルシュ菌」という食中毒を引き起こす細菌が検出されたということです。
保健所は、この店に保管されていた弁当から「ウエルシュ菌」が検出されたことなどから仕出し弁当が原因の食中毒と断定し、この店を2日から3日間、営業停止の処分としました。
飲食店では今回の食中毒の発生を受けて、仕出し弁当の販売事業を廃止するとしています。
https://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20200402/7000019761.html