ワクチンのタイプについて
ワクチンの種類は、生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイド
ワクチンは、感染の原因となるウイルスや細菌をもとに作られ、成分の違いから、生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイドに分けられます。
生ワクチン
製造方法
病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として製造
接種回数と抗体の量
毒性を弱めたウイルスや細菌が体内で増殖して免疫を高めていくので、接種の回数は少なくて済みます。十分な免疫ができるまでに約1ヵ月が必要です。
不活化ワクチン
製造方法
病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせた(不活化、殺菌)ものを原材料として製造。
接種回数と抗体の量
自然感染や生ワクチンに比べて生み出される免疫力が弱いため、1回の接種では不十分であるため、何回か追加接種が必要になります。接種回数はワクチンによって異なります。
トキソイド
製造方法
病原体となる細菌が作る毒素だけを取り出し、毒性をなくして製造。
接種回数と抗体の量
不活化ワクチンと同じく、数回接種して免疫をつけます。