タバコの成分について
タバコが燃焼すると、ガスと煙が発生します。その割合は、ガスが96.7%、煙の粒子が3.3%となり、目で見ることが出来る煙の成分は全体のわずか3.3%しかありません。
煙は、ガスではなく比較的大きな粒子の集まりのため個体とみなされます。ですので、煙はかたまりとなって集まっている時は、目で見ることが出来ますが、空気中に拡散すると一つ一つは非常に小さい為、目で見ることが出来なくなります。
また、分煙装置と呼ばれる機械が喫煙所に配置されておりますが、これは空気中から煙の粒子を濾すことを目的としており、ガスの成分は濾すことが出来ない為、分煙装置を通過しています。
そのため、喫煙室は分煙装置だけでは不十分であり、ガスを排出する装置も必要となります。