山形市は18日、県内で今季初となるインフルエンザの集団発生が山形九中(376人)で確認されたと発表した。市保健所の精神保健・感染症対策室によると、昨季の集団発生の報告は9月11日でほぼ同時期。同室は「感染拡大の季節を迎えるため注意してほしい」と手洗いなどでの予防を呼び掛けている。
山形九中は同日現在、17人の生徒が発熱や頭痛、せきなどの症状が出て欠席した。いずれも入院はしていない。同校は給食後に全13クラスのうち2クラスの学級早退の措置を執った。19日は通常通り授業を行う予定。
感染症発生動向調査では、第37週(9月9日~15日)の県内定点医療機関(46施設)当たりのインフルエンザ患者報告数は0.22人。流行の目安となる1.0人に至っていない。
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