2021/04/05【新型コロナウイルス:COVID-19】三重大生ら食事会、計20人超の感染者 /三重県
県内で四日、新たに十八人が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。三重大生らが参加した食事会のクラスター(感染者集団)では、感染者の合計が二十人を超えた。関連する食事会はさらに一回増えて三月二十三〜二十八日の計七回に。参加者は計五十人となった。
このクラスターでは、新たにいずれも津市の二十代女性県職員と十代男子学生の感染が判明。女性県職員は今月一日に入庁したが、濃厚接触者として同日の入庁式には出席していなかった。感染者は、県外発表分三人を含め計二十一人となった。
桑名市と亀山市の二十代男性二人は、ともに各市の消防職員。亀山市の男性の接触者の同僚十七人は全員陰性だった。同市消防本部は男性が勤務する庁舎や消防車両を消毒済みで、業務に影響はないという。桑名市では既に三人の消防職員が感染しており、同市消防本部によると男性は三人と同じ職場に勤務していた。
津市の四十代男性会社員は、既に同僚五人が感染。六人は二つの社員寮に分かれて住んでおり、県は感染経路を調べている。
また、県は既に感染が判明していた二十代男性が、変異株の感染だったと発表した。海外への渡航歴はない。
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