2021/04/21【新型コロナウイルス:COVID-19】明石で新たに33人感染 通所介護事業所2カ所でクラスター /兵庫県
兵庫県明石市は21日、20~90代の男女33人が新型コロナウイルスに感染し、市内の通所介護事業所2カ所でクラスター(感染者集団)の発生を認定したと発表した。また入院中だった70代女性と、自宅で療養中の70代女性の2人が死亡したと明らかにした。市内で確認された死者は計23人となった。
市によると、自宅で亡くなった70代女性は、16日に陽性が判明。17日に市内の病院に入院が決まったが、軽症で介護サービスを利用しており、家族が自宅療養を希望したため、訪問看護などを受けながら療養していた。
死亡した2人にはいずれも持病などがあり、死因は不明だが新型コロナとの関連が疑われるという。
クラスターが発生した2カ所の通所介護事業所では、17日に最初の感染者として2人と3人をそれぞれ確認。21日までに職員と利用者の感染者が各計5人となり、市がクラスターを認定した。
またクラスターが発生した県立がんセンター(明石市北王子町)では、新たに60代女性職員=神戸市在住=の感染が判明。同センターによると、6~21日に明らかになった感染者は職員11人と患者12人の計23人に上った。引き続き新規の入院、外来患者の受け入れなどを制限している。
33人には、60代男性地方公務員(市外で勤務)や60代医療従事者女性(市内で勤務)の各1人が含まれる。無症状が2人、残る31人は軽症。6人が感染者の濃厚接触者としてPCR検査を受けた。年代別では70、80代が6人と最多で、20、30、60代の5人が続いた。
https://www.kobe-np.co.jp/…/sougou/202104/0014260768.shtml