2021/09/20【新型コロナウイルス:COVID-19】1か所の市場で累計341人が感染…他にも病院・体育施設などで感染が相次ぐ /韓国
韓国における新型コロナウイルス感染症の第4次大流行がなかなか収まる様子を見せない中、ソウル・ソンパ(松坡)区のカラク市場で同ウイルスの感染者が341人に増えるなど、秋夕(チュソク、中秋節)の連休に市場発の感染が拡大している。また、建設現場や病院、療養施設、体育施設などの日常の空間でも集団感染が相次いでいる。
中央防疫対策本部によると20日、同日午前0時時点における国内で発生した新規感染者は1577人となった。首都圏で1177人(74.6%)、非首都圏で400人(25.4%)が感染した。
首都ソウルでは秋夕の連休前に市場から発生した集団感染が相次いだ。
ソウル松坡区にあるカラク農水産物総合卸売市場関連の感染者は33人増えて、累計341人になった。感染者の中では、市場従事者が297人で最も多く、家族35人、知人6人、利用者2人、その他1人などとなった。
ソウル中区にある中部市場関連の集団感染者も22人増えて、累計61人になった。感染者の内訳は、市場従事者が55人でそのほとんどを占め、利用者1人と家族4人、その他1人などとなった。
また、プサン(釜山)でも市場発の集団感染が発生した。西区にある市場では17日に初めて感染者が発生した後、計14人の感染が確認された。
その他にも建設現場や病院、療養施設、体育施設などの日常の空間でも集団感染が確認されている。
一方、今月7日から20日までの最近2週間で防疫当局に申告された新規感染者は2万5763人となり、このうち9557人(37.1%)の感染経路がまだ確認できていない状況だ。
https://news.yahoo.co.jp/…/859282c0f8426dff50152e4b2d4a…