2021/09/21【新型コロナウイルス:COVID-19】飲食店の累計が350件に~新型コロナ関連倒産は2063件~ /帝国データバンク
2021年9月21日16時現在、新型コロナウイルスの影響を受けた倒産〈法的整理または事業停止(銀行取引停止処分は対象外)、負債1000万円未満および個人事業者を含む〉は全国に2063件(法的整理1920件、事業停止143件)確認されている。1億円未満の小規模倒産が1195件(構成比57.9%)を占める一方、負債100 億円以上の大型倒産は5件(同0.2%)にとどまっている。
【発生月別】「2021年3月」が175件で最多。昨年11月に発生した感染第3波と年末年始の需要消失、そして、年明けの緊急事態宣言と再発出・延長の影響で3月以降に急増している。現時点で9月発生の倒産は52件確認されているが、月末にかけて今後も増加し続ける見込み。
【業種別】「飲食店」(350件)が最も多く「建設・工事業」(212件)、「ホテル・旅館」(109件)、「食品卸」(107件)が続く。製造・卸・小売を合計した件数は、食品が224件、アパレルが183件となるほか、ホテル・旅館のほか、などを含む観光関連事業者の倒産は199件となっている。
【都道府県】「東京」(452件)、「大阪」(223件)、「神奈川」(118件)、「兵庫」(94件)の順で、東京と大阪で全体の32.7%、1都3件で全体の32.5%を占めている。
新型コロナウイルス関連倒産について
「新型コロナウイルス関連倒産」とは、原則として新型コロナウイルスが倒産の要因(主因または一要因)となったことを当事者または代理人(弁護士)が認め、法的整理または事業停止(弁護士に事後処理を一任)となったケースを対象としている。個人事業主および負債1000万円未満の倒産もカウントの対象としているほか、事業停止後に法的整理に移行した場合、法的整理日を発生日としてカウントしている。
https://news.yahoo.co.jp/…/435e6dba1112150e4151a691e1bf…