2021/06/04【新型コロナウイルス:COVID-19】大阪市の救急隊員 新型コロナに感染後死亡 詳しい経緯調査 /大阪府
大阪市消防局に勤務する男性の救急隊員が新型コロナウイルスに感染し、2日、入院先の病院で死亡していたことがわかりました。
隊員は、新型コロナの患者の搬送にも携わっていたということで、市は詳しい経緯を調べています。
大阪市消防局によりますと、死亡したのは50代の男性の救急隊員です。
先月3日にのどの痛みを訴え、2日後に入院して抗原検査を受けた結果、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
隊員は、病院で治療を受けていましたが、2日、死亡したということです。
大阪市消防局では、4月中旬から職員へのワクチン接種を進めていて、亡くなった隊員は、1度目のワクチン接種を受けたあとに発症したということです。
また、隊員は、新型コロナの患者の搬送にも携わっていたということです。
今のところ、感染経路や詳細な死因は判明しておらず、市は詳しい経緯を調べています。
大阪市消防局では、これまでに、およそ100人の職員の感染が確認されていますが、感染者が亡くなったのは初めてだということです。
消防局では、「優秀な隊員を亡くしたことは残念で断腸の思いだ。いま一度、組織として感染防止策の徹底を図っていきたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210604/2000046645.html