2021/06/21【新型コロナウイルス:COVID-19】日本航空高校でクラスター、生徒ら47人感染…7つの部活動でインターハイ予選辞退 /山梨県
日本航空学園は19日、山梨県甲斐市の日本航空高校で記者会見を開き、同校の寮生を中心に新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生したと発表した。同日夜までに生徒ら計47人の感染が分かっており、これを受け同校は、男子サッカー部や空手道部など七つの部活動について高校総体(インターハイ)の県予選を辞退することを決めた。
発表によると、同校の全ての生徒や教職員約800人がPCR検査などを受けたという。同校は読売新聞の取材に対し、同日夜までに生徒45人、教職員2人の感染が確認されたことを明らかにした。
同校には北海道や九州など全国から生徒が集まっており、多くの生徒が寮生活を送っている。現在、生徒は校外への外出を自粛しているという。この日の会見で梅沢重雄理事長は、これまで感染対策を徹底してきたと説明し「断腸の思いでインターハイの県予選を辞退すると決心した。全ての関係者への検査を徹底したい」と話した。
同校は臨時休校せず、授業はオンラインで行う。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210620-OYT1T50066/