2021/06/24【新型コロナウイルス:COVID-19】コロナでホテル療養の患者が行方不明 逮捕後に感染判明で釈放 /大阪府
新型コロナウイルスに感染し、大阪市内のホテルの6階で宿泊療養していた20代の男性患者が、22日から行方がわからなくなっています。
患者は覚醒剤に関係して警察に逮捕されたあと感染が分かり、釈放されて、そのままホテルに移動していたことが分かりました。
保健所からの届け出を受け、警察が行方を捜しています。
行方がわからなくなっているのは、新型コロナウイルスに感染し、大阪・北区のホテルで宿泊療養していた20代の男性患者です。
大阪府によりますと、この患者は今月19日にホテルで療養を始めましたが、22日朝から連絡が取れなくなり、看護師が部屋に入ったところ、いなくなっていたということです。
部屋は6階で、窓の留め具が壊されており、この窓をこじあけて建物の足場を伝うなどして、外に出たとみられるということです。
ホテル内には警備員がいたほか、防犯カメラが設置されていましたが、外出する姿は確認できなかったということです。
捜査関係者への取材で、患者は覚醒剤に関係して警察に逮捕されたあと感染が分かり、釈放されて、そのままホテルに移動していたことが分かりました。
警察は、大阪市保健所の届け出を受け、行方を捜しています。
大阪府警察本部は、一般論として、釈放するかどうかはコロナの感染にかかわらず判断しているとしたうえで、今回のケースについては「特にコメントはありません」としています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210624/2000047584.html