感染対策専門員 インストラクター
本講座は、現場実務を行う際に、現場で感染症が発生した際に、拡大しないよう組織のマネジメントや外部対応まで含め、適切に対応処理出来るレベルを目的としております。
検定について
合格基準 | 70点 合格 / 100点 満点 |
試験時間 | 120分 |
試験方式 | 選択式 + 記述式 |
問題数 | 選択式85問 + 記述式3問 |
出題範囲 | 公式テキスト:感染対策専門員 インストラクターコース 77点分 公式テキスト:代表的な感染症ガイド 23点分 |
カリキュラム内容
1)スタンダードプリコーション
- 標準予防措置策(スタンダードプリコーション)とは
- 標準予防措置策(スタンダードプリコーション)
- 接触感染予防策
- 飛沫核(空気)感染予防策(例:結核)
- 飛沫感染予防策(例:インフルエンザ)
2)感染性廃棄物
- 感染性廃棄物の処理について
3)耐性菌・体制ウイルス
- 耐性菌・体制ウイルスについて
- 耐性菌・体制ウイルス出現のメカニズム
- 耐性菌・体制ウイルスの種類
4)感染様式の種類
- 感染様式の種類について
5)二次感染予防
- 二次感染予防の対応策と注意点
6)清掃
- 日常清掃の具体事例
- 感染症病床の清掃
- その他院内感染対策上の清掃取扱い
- 患者・利用者共有部分
- 職員のエリア
- カーペット
7)IPM(総合防除)・害虫駆除
- IPM(総合防除)・害虫駆除について
- ネズミについて
- ゴキブリについて
- 蚊について
8)代表的な感染症ごとの流行時期と潜伏期間
- 咽頭・呼吸器系の疾患
- 新党・呼吸器・食中毒・皮膚系の疾患
- 内臓(肝臓)系の疾患
- 内臓(胃腸)系の疾患
- 皮膚系の疾患
9)感染症を疑うべき症状
- 感染症を疑うべき症状について
10)集団感染発生時
- 集団感染発生時の予兆・発生時の3原則
- 感染症の発生状況の把握と感染拡大の防止
- 行政への報告
11)感染管理体制
- 感染対策委員会の設置
- 感染対策委員会のメンバー構成
- 感染対策委員会の開催頻度と活動内容
12)感染症発生時の連絡系統
- 感染症発生時の連絡系統(例:社会福祉施設)
13)代表的な感染症
- インフルエンザウイルス
- ノロウイウルス
- 疥癬
- アデノウイルス
- レジオネラ
- 結核菌
- 緑膿菌
- B型肝炎ウイルス
- カンピロバクター
- ウェルシュ菌
- SFTSウイルス