2021/07/06【新型コロナウイルス:COVID-19】コロナ感染拡大のインドネシア 在住日本人が10日間で5人死亡 /インドネシア
新型コロナウイルスの感染状況が悪化しているインドネシアで、5日までの10日間に、現地在住の日本人5人が相次いで感染して亡くなっていたことがわかりました。
インドネシアでは、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」が広がるなどして、5日、新たに2万9745人の感染が確認され、558人が死亡し、いずれも過去最多となりました。
新型コロナウイルスの感染者の治療のための病床は、インドネシア全体で75%、首都ジャカルタでは94%まで埋まり、医療体制がひっ迫しています。
こうした中、ジャカルタにある日本大使館によりますと、先月26日から5日までの10日間で、現地在住の日本人5人が相次いで感染して亡くなっていたことがわかりました。
亡くなったのは日系企業の駐在員や現地で長く生活している人たちで、40代の人も含まれているということです。
日本大使館が初めて現地在住の日本人の死亡を確認した去年12月以降では、この5人を含めて合わせて10人が死亡しています。
在インドネシア日本大使館の長徳英晶総括公使は「重症化している人が入院できないときには、できるかぎりの支援をしたい。保険でカバーされる場合もあるので、緊急医療用のチャーター機を利用しての帰国も検討してほしい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/…/20210706/k10013121881000.html