2021/07/27【腸管出血性大腸菌:O157】香芝 私立の保育施設でO157集団発生 /奈良県
香芝市の私立の保育施設で7月中旬以降、発熱や下痢などの症状を訴える園児が相次ぎ、県は、O157の集団発生が起きたと発表しました。
県によりますと、香芝市内の私立の保育施設に通う園児が発熱や下痢などの症状を訴え、医療機関を受診したところ、腸管出血性大腸菌、O157への感染が確認されたと保健所に届けがあったということです。
これを受けて、保健所がこの保育施設の調査を行ったところ、7月25日までに1歳児クラスの園児6人と2歳児クラスの園児5人のあわせて11人が感染していることがわかり、県はO157の集団発生が起きたと発表しました。
一方、この施設内では、給食を提供しているものの、同じ時期に一斉に発生しておらず、給食の業務に従事している人は検査の結果、陰性だったことなどから、県は、食中毒による感染ではないとしています。
感染が確認された園児に重症者はおらず、いずれも快方に向かっているということです。
県は、焼き肉やバーベキューの際には肉に火をよく通してまな板や食器などをよく洗うことや、食事の前や排便のあとには十分に手洗いすることなどを呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/…/nara/20210727/2050007901.html…