2021/07/30【ボツリヌス菌】家族4人がボツリヌス食中毒 山鹿市、白米か総菜原因か /熊本県
熊本県は29日、山鹿市の家族4人がボツリヌス毒素による食中毒を発症したと発表した。40代の夫婦が呼吸困難で入院中で、10代と10歳未満の子ども2人は回復した。県内のボツリヌス症発生は2012年以来。
県によると、夫婦は17日、物が二重に見える複視や、ろれつが回らなくなる言語障害が現れ、医療機関を受診。19日には子ども2人にも脱力感などの症状が出た。
県保健環境科学研究所(宇土市)が4人の血清や便を検査し、ボツリヌス毒素を検出したことから、29日に食中毒と断定。県は、4人が16日に自宅で食べた白米か市販の総菜が原因とみている。
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