2021/10/02【毒キノコ:食中毒】毒キノコを食べ9人が食中毒 食用と間違え 片品の旅館 /群馬県
群馬県は1日、片品村戸倉の「旅館 禧楽(きらく)」で食事をした30~70代の男性9人が、下痢や嘔吐(おうと)、腹痛などの症状を発症したと発表した。9人は毒キノコの一種、カキシメジを食べており、利根沼田保健所は患者の症状や残った食材から食中毒と断定。同旅館に対し、食品衛生法に基づき3日間の営業停止処分とした。
旅館側が野生のキノコを採取する際に似ている食用のキノコと間違えたとみられ、県は「確実に食用と判断できないキノコは絶対に採取や喫食しないで」と注意を呼び掛けている。
県食品・生活衛生課によると、9人はいずれも28日午後6時半ごろ、同旅館で食事をし、キノコ入りすいとんを食べた。同8時ごろから症状が出て、うち5人が医療機関を受診した。入院者はおらず、全員快方に向かっているという。
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