2021/11/05【ウェルシュ菌:食中毒】青森山田中学校・高校 寮生活の131人が食中毒 /青森県
青森市にある青森山田中学校と高校の寮に入っている生徒100人以上が下痢や腹痛などの症状を訴えていたことがわかり、青森市は、生徒たちが利用する食堂で提供された食事が原因の食中毒と断定し、食堂の運営会社を5日から3日間の営業停止処分としました。
市によりますと、症状が出た生徒はすでに全員が回復しているということです。
青森市の保健所によりますと、先月30日、市内の青森山田高校の事務局から「学校の寮に入っている中学生と高校生100人以上が体調不良を訴えている」と連絡がありました。
保健所が詳しく調べたところ、寮に入っている生徒向けの食堂、「山田高校生徒会館」を先月29日に利用した生徒131人に下痢や腹痛などの症状が確認され、一部の生徒からウエルシュ菌と呼ばれる食中毒の原因となる細菌が検出されたということです。
このため保健所は、食堂で提供された食事が原因の食中毒が発生したとして、食堂の運営会社「AMBER」を5日から3日間の営業停止処分としました。
保健所によりますと、症状が出た生徒はすでに全員が回復しているということです。
市によりますと、ウエルシュ菌が原因の食中毒が発生したのは、青森市では平成26年以来だということで、調理した食品はなるべく早く食べるようにしたり、すぐに冷却して低温で保存したりするよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20211105/6080014236.html