2021/12/09【マラリア】マラリア感染者と死者が増加、コロナ禍で対策遅れ /WHO

世界保健機関(WHO)は9日までに、新型コロナウイルスの世界的な大流行によりマラリア感染が多発する国々で予防策に支障が生じ、感染件数や犠牲者が昨年、増加したとの新たな報告書を公表した。
これによると、世界規模での感染者総数は推定で約2億4100万人で2019年比で約1400万人拡大。死者は約62万7000人で、6万9000人多かった。犠牲者のうち4万7000人はコロナ禍のしわ寄せでマラリア対策、診断や治療が滞ったことに起因すると分析した。
WHOによると、昨年の感染件数のうちの95%、死者は96%がサハラ砂漠以南の諸国で発生。これらの国での死者の約8割が5歳以下の子どもだったという。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る