12月、高松市の居酒屋で食事をした男女5人が下痢や発熱などの症状を訴え、高松市保健所はこの居酒屋の食事を原因とする食中毒と断定し、店を27日から3日間の営業停止処分としました。
営業停止処分を受けたのは高松市鍛冶屋町の居酒屋「はなれ談楽えん」です。
高松市保健所によりますと、12月17日にこの店で根菜鶏肉巻きや鶏から揚げなどを食べた20歳の男女6人のうち5人が下痢や発熱などの症状を訴えました。
5人は全員、医療機関を受診し、その後、快方に向かっているということです。
患者の家族から連絡を受けて高松市保健所が調査したところ、▼5人がともに食事をしたのがこの居酒屋だけで、▼5人の症状が似ていて、診察した医師から食中毒患者の届け出が提出されたことから保健所はこの店の食事を原因とする食中毒と断定し、27日から3日間、営業停止処分としました。
食中毒の原因の物質については調査中だということです。
香川県内での食中毒の発生はことし9件目です。