2022/01/12【新型コロナウイルス:COVID-19】新たに84人の感染を発表 島原市の飲食店で14人のクラスター /長崎県
長崎県内でも感染拡大に歯止めがかかりません。長崎県内では12日、新たに84人の新型コロナウイルス感染が発表されました。
新たに感染が発表されたのは佐世保市で32人、長崎市で14人、諫早市で13人、島原市で9人、大村市で5人、南島原市と佐々町で2人ずつなど、合わせて84人です。
島原市では、12日までに島原市内の飲食店で従業員3人、利用客11人の感染が確認され、新たなクラスターとなりました。
この中には、島原市の総務部の20代 男性職員と建設部の30代 男性職員も含まれていて、6日の夜にこの飲食店を利用していたということです。
佐世保市では、30代 女性と50代 男性の米海軍佐世保基地従業員の感染が新たに発表されました。また、佐世保市の30代 男性と佐々町の20代 男性は海上自衛官です。
長崎市では4人の職員の感染が発表され、うち2人は教育委員会から市立中学校に派遣されていて、12日は2校が臨時休校しています。
長崎県内の新規感染発表が80人を超えるのは2021年8月21日以来です。
感染経路の内訳は濃厚接触者が21人、接触者が13人で、感染経路不明の新規感染者が50人と急増しています。
長崎県は、11日 午後7時現在の病床使用率は9.8パーセントで、感染段階をレベル2に引き上げる状況までにはまだ、至っていないものの、まん延防止等重点措置地域との往来を控え、基本的な感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。