2022/01/27【ノロウイルス:食中毒】食中毒で営業停止の弁当 宿泊療養施設にも 16人が体調不良 /大分県
ノロウイルスによる集団食中毒で大分市保健所から3日間の営業停止処分を受けた大分市内の業者が製造した弁当が、新型コロナウイルスに感染した人が療養する大分市内の2か所の宿泊療養施設でも提供され、一時、入所している16人が体調不調を訴えていたことが分かりました。
大分市保健所は今月20日から21日にかけて市内の業者が製造した弁当を食べた212人に発熱や下痢などの症状があり、ノロウイルスが検出されたことから、25日、集団食中毒と断定し、店に対し25日から27日までの3日間を、営業停止とする処分を行いました。
県によりますと、この業者が製造した弁当は今月20日に新型コロナウイルスの感染者が療養する大分市内の2か所の宿泊療養施設でも、合わせて208人に提供されたということです。
県が調べた結果、このうち16人に発熱や下痢などの症状が確認されたということですが、いまは全員が回復し、すでに退所しているということです。
また、26日付けで弁当を食べた208人全員に対し体調に異常がないかを確認する文書を発送したということですが、これまでのところ、体調に異常があったという連絡は届いていないということです。