2022/02/15【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ 15日 207人感染 2人死亡 県立宮崎病院でクラスター /宮崎県
新型コロナウイルスについて、宮崎県内では、新たに207人の感染と患者2人の死亡が発表されました。
また、県立宮崎病院は、新型コロナの院内感染が発生したと発表し、15日から救急患者の受け入れ停止などの対応をとっています。
県内で新たに感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女207人です。
居住地別では、宮崎市92人、都城市40人延岡市28人などとなっています。
新たに都城市の高齢者施設と日向・東臼杵圏域の公立学校で、あわせて2件のクラスターが発生しました。
また、県立宮崎病院は、新型コロナの院内感染が発生し、看護師2人と入院患者3人の陽性が確認されたと発表。
病棟のすべての入院患者と医療スタッフのPCR検査を実施し、5人以外の陰性を確認していますが、15日から救急患者の受け入れを停止しているほか、外来や入院についても緊急性の高いものを除いて当面の間、停止しています。
県は、感染者数が減少傾向となっているものの、引き続き警戒を緩めないよう呼びかけています。
(宮崎県感染症対策室 有村公輔室長)
「ようやく県内もピークアウトの兆しが見えつつあるものと考えているところであります。県としてはオミクロン株の感染力の強さを考えますと、いつ状況が反転してもおかしくないと考えておりまして、県民の皆さまには引き続き最大限の警戒をお願いしたいと考えております。」
14日時点で、医療機関に入院しているのは112人、このうち重症者は1人。病床使用率は40.3%となっています。
宿泊施設などで療養中の人は1864人で、このうち自宅療養は1679人となっています。
また、県は、いずれも基礎疾患のある80代と90代の患者2人が亡くなったと発表しました。
感染者の死亡は13日連続で第6波の死者はあわせて26人に。死者は、いずれも基礎疾患のある70歳以上の高齢者となっています。