2020/06/12【新型コロナウイルス:COVID-19】昼カラで感染“喫茶店は想定外” /北海道
札幌市の昼間にカラオケができる喫茶店でクラスター=集団感染が相次いでいることについて、市は想定外だったという認識を示した上で、感染対策をして楽しむよう呼びかけています。
札幌市では昼間にカラオケができる15の店舗を訪れた高齢の客や従業員ら合わせて36人の感染が確認され、昼のカラオケに関連した2つの喫茶店でクラスター=集団感染が発生しています。
札幌市は休業要請の対象になっていない喫茶店での昼のカラオケで感染が広がったことは想定外だったという認識を示しました。
札幌市保健所の三觜雄所長は記者会見で「カラオケボックスは休業要請の対象で感染拡大の可能性を把握していたが、喫茶店の中で食事の提供だけでなくカラオケが行われている実態は行政側として把握できていなかった」と述べました。
その上で道や札幌市は感染対策として、▼飛まつがほかの人に飛ばないよう距離をとってマスクをつけて歌うことや、▼換気を十分に行うこと、▼複数のマイクを使ってこまめに消毒することを呼びかけています。
また、感染拡大を防ぐため速やかに感染者に接触した人を特定することが重要だとして、店舗に対して名簿を管理するなど利用者の連絡先を確認するよう求めています。