2020/06/15【狂犬病ウイルス】狂犬病に感染した豊橋の男性死亡 フィリピンで犬にかまれ /愛知県
愛知県豊橋市は15日、フィリピンから日本に入国した後に狂犬病への感染が確認された患者が13日に死亡したと発表した。
市によると、患者は30代の外国籍の男性。フィリピン滞在中の昨年9月に左足首を犬にかまれ、今年2月に来日した。5月中旬に水を怖がるなどの狂犬病に特徴的な症状があったことから、5月18日に豊橋市内の医療機関を受診し、感染が分かった。
男性患者は入院して治療を受けていたが、豊橋市保健所に死亡の連絡があった。厚生労働省によると、海外で感染して日本国内で発症した事例の確認は、2006年に横浜市の男性と京都市の男性が死亡した事例以来14年ぶり。国内感染した患者は1957年以降確認されていない。