名古屋市熱田区の店が製造した弁当を食べた男女31人が下痢やおう吐などの症状を訴えたことから、保健所は食中毒と断定し、この店を9日から当面の間、営業禁止の処分としました。
営業禁止の処分となったのは、名古屋市熱田区にあり、弁当の配達などを手がける「葵庵沢上店」です。
名古屋市保健所によりますと、今月4日から6日にかけてこの店が製造して配達した弁当を食べた20歳から67歳までの男女31人が下痢やおう吐、発熱などの症状を訴えたということです。
いずれも症状は回復に向かっているということです。
保健所は、31人が共通して食べたものがこの弁当だけだったことから、食中毒と断定し、この店を9日から当面の間、営業禁止の処分としました。
保健所は、食中毒を起こした原因物質などについて調査を進めています。