2022/04/09【新型コロナウイルス:COVID-19】五所川原で31人会食、13人が新型コロナ感染 /青森県
県や青森市、八戸市が8日に発表した新型コロナウイルス感染症の新たなクラスター(感染者集団)4件の内訳は、五所川原保健所管内の会食等や中学校、青森市の大学等の学生寮、八戸市の教育保育施設。このうち五所川原管内の会食等について、五所川原市は同市の公共施設で市民団体が開いた会食の場で発生し13人が感染したと発表した。会食には31人が出席したという。
同市は13人の感染を受け、市内のコミュニティーセンターと集会所計89施設で当面、大人数での会食を禁止する措置を取った。市はこれまで、公共施設の利用を市民のみに限定し、施設内では大人数での会食を控えるように呼びかけていた。この会合は2日に行われたという。県によると13人は10歳未満~40代で、今後20人程度が検査予定。
同保健所管内のもう一方のクラスターは中学校の運動部で、生徒・教職員計7人と関連1人の陽性が確認された。1日から部活動のみ休止している。
青森市の大学等の学生寮では8日までに、10~20代の7人の陽性が判明した。陽性者判明後は食堂の利用を停止した。
八戸市によると、同市の教育保育施設クラスターは利用者14人、関連3人の感染を確認した。施設は5日から当面の間、全面休業している。