2022/04/20【食中毒】学校給食で”集団食中毒”か 12校の生徒ら約130人腹痛や嘔吐など 「因果関係不明」も調理中止し調査 /北海道
同じ学校給食センターで調理した給食を食べた小学校と中学校の児童生徒、合わせて約130人が腹痛や嘔吐などの症状を訴え、保健所などで集団食中毒の可能性も含め、学校給食との因果関係を調べています。
体調不良を訴えているのは、北海道稚内市の小学校7校と中学校5校の合わせて12校の児童と生徒約130人です。
稚内市教育委員会によりますと、児童と生徒は4月19日夜から20日にかけて、嘔吐や腹痛、下痢、発熱などの症状を訴えてたということです。
市教委では学校給食との因果関係は不明としていますが、体調不良を訴えた児童と生徒が通う学校を含む、市内14校の学校給食を調理している「稚内市学校給食センター」を当面停止させ、20日の授業を午前のみとして児童と生徒を下校させました。
学校給食センターによりますと、19日はコーンポタージュとハンバーグ、はるさめサラダを調理し、各学校に配送しました。
同じメニューを食べた調理担当職員の中に、体調不良を訴えている人はいないということです。
稚内保健所は学校給食センターに職員を派遣して調査を進めていて、集団食中毒の可能性も含め、体調不良と学校給食の因果関係を詳しく調べています。