大阪府枚方市にある税務大学校大阪研修所で、およそ50人が腹痛や嘔吐(おうと)などの症状を訴えて救急搬送されました。
22日午後8時半すぎ、「20歳の女性が2時間前に食事をして腹痛、嘔吐の症状」と、税務大学校の職員から消防に通報がありました。
救急隊が駆けつけると、同様の症状を訴える人が多数いて、18歳から21歳の男女47人が病院に搬送されました。
このうち4人が重症です。
大阪国税局によりますと、大阪研修所では研修中の税務職員149人が寮で生活をしていて、食堂で夕食を食べた後、症状を訴えだしたということです。
集団食中毒が起きた可能性があり、保健所が原因を調べています。