2022/05/01【貝毒:食中毒】二枚貝類の食中毒に注意 まひ性貝毒検出「潮干狩りで食べないで」 /宮城県

宮城県内沿岸部に生息するムラサキイガイやカキなどの二枚貝類から、食品衛生法の規制値を上回るまひ性貝毒が相次いで検出されている。2~4月で計6件が出荷自主規制の対象となり、現在も続いている。毒化した二枚貝類を食べると唇や舌のしびれが発生し、呼吸困難になる恐れもあり、県は注意を呼びかけている。
県によると、6件の種別はムラサキイガイ2件、カキ1件、アカガイ1件、アカザラガイ1件、トゲクリガニ1件。海域は県北部から南部まで広範囲にわたる。
まひ性貝毒は、二枚貝類が原因となるプランクトンを摂食することで引き起こされる。県内では例年、大型連休前後から増加する傾向がある。
県水産業基盤整備課の担当者は「潮干狩りや磯遊びの際、出荷自主規制となっている海域の二枚貝類を採取して食べないでほしい」と注意を促す。
一般に流通販売されている県産二枚貝類については、県と県漁協が貝毒検査で安全性を確認している。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る