2022/05/26【ウェルシュ菌:食中毒】座間市の中学校で249人食中毒 学校給食が原因 /神奈川県
神奈川県座間市の中学校で、学校給食を食べた生徒と職員、あわせて249人が腹痛や下痢の症状を訴え、県の保健所は調査の結果、給食を原因とする食中毒と断定し給食を提供した業者を25日から営業禁止としました。
座間市によりますと今月20日、市内の5つの中学校で、生徒と職員が、腹痛や下痢の症状を相次いで訴えていると市の教育委員会から県の厚木福祉保健事務所に連絡がありました。
市や県の保健所が調べたところ、症状を訴えた生徒や職員は249人に上り、いずれも前の日に神奈川県大和市の業者が提供した学校給食を食べて、同じ症状を訴えていることが分かりました。
また、症状を訴えた生徒らや、給食を提供した業者の社員の便からは、食中毒を引き起こす「ウエルシュ菌」が検出されました。
厚木保健福祉事務所は、学校で提供された給食を原因とする食中毒だと断定し、給食を提供した大和市の業者を25日から営業禁止としています。
腹痛などの症状を訴えた生徒らの多くはすでに回復し、入院した人はいないということです。