2017/02/28【ノロウイルス集団食中毒】立川・集団食中毒 原因は給食「焼きのり」 /東京都立川市
【ノロウイルス集団食中毒】立川・集団食中毒 原因は給食「焼きのり」 /東京都立川市
今月中旬、東京・立川市の小学校で児童ら1000人以上が感染した集団食中毒の原因が、給食の「焼きのり」だったことが明らかになった。
立川市の集団食中毒は今月17日に発生し、市内の7つの小学校で給食を食べた児童と教職員計1000人以上が、ノロウイルスに感染して嘔吐(おうと)するなどしたもの。児童9人が入院したが、現在は全員が退院している。
これについて東京都は28日、原因となった食材が前日の今月16日に立川市の給食センターで調理・提供された親子丼にかけられた「焼きのり」が原因だったと発表した。
大阪市内にある海苔メーカー「東海屋」が製造した『キザミのり』という商品で、同じ賞味期限の未開封の商品を検査したところ、一部からノロウイルスが検出され、患者のものとDNA型が一致したという。
また、和歌山県御坊市でも先月、給食が原因で小中学生ら800人以上が集団食中毒になっているが、このときも立川市と同じ賞味期限の「東海屋」の「焼きのり」が使われていたという。