2022/06/17【カンピロバクター:食中毒】鶏レバーなど食べた3人が下痢などの症状 飲食店でカンピロバクターによる食中毒発生 /宮城県
宮城県大和町内の飲食店で、鶏レバーなどを食べた客3人が下痢などの症状を訴えました。県はカンピロバクターによる食中毒と断定し、この店を17日から2日間の営業停止処分としました。
営業停止処分となったのは、大和町の飲食店「旬味恵比蔵」です。県によりますと、今月10日午後6時から、この店で食事をした20代の男性3人が、2日後に下痢や頭痛、嘔吐などの症状を訴えました。このうち1人の便から、鶏肉などの食肉に潜伏していることが多いカンピロバクターが検出されました。
3人の症状は軽く、快方に向かっているということです。県は、3人に共通した食品がこの店の食事に限られることなどから、この店での食中毒と断定し、2日間の営業停止処分としました。
県は、「食肉は65度以上で十分に加熱し、他の食品との接触を防いでほしい」と呼びかけています。