2022/07/27【サルモネラ:食中毒】奄美大島の飲食店で16人食中毒 県は食中毒注意報 /鹿児島県
7月中旬、奄美大島の瀬戸内町で飲食店の弁当を食べた16人が食中毒になっていたことが分かった。保健所はこの飲食店に2日間の営業停止命令を出した。一方、県は27日、しばらく暑い日が続くことから食中毒注意報を発表した。
2日間の営業停止の処分を受けたのは、瀬戸内町古仁屋の「春日亭」。県によると、7月13日と14日に調理された弁当を食べた16人が下痢や腹痛などの症状を訴えたという。その後、患者12人と弁当を調理したスタッフ2人の便からサルモネラ菌が検出された。患者はいずれも快方に向かっているという。
保健所は弁当が原因の食中毒と特定し、27日と28日の2日間、この飲食店に対し営業停止命令を出した。
一方、県はしばらく暑い日が続くことから食中毒注意報を発表した。食品の管理などに注意するよう呼びかけている。