2022/08/25【黄色ブドウ球菌:食中毒】湯沢町の旅館で食中毒 全員快方 保健所25日を営業停止処分 /新潟県
今月、湯沢町にある旅館の宿泊客28人が吐き気などを訴え、保健所が調べたところ、黄色ブドウ球菌による食中毒と分かりました。
全員が快方に向かっているということで、保健所はこの旅館を25日、1日間の営業停止処分としました。
県によりますと今月16日から19日の間に、湯沢町の「栄屋旅館」に宿泊していた28人が、19日の朝から吐き気や下痢などの症状を訴えました。
保健所が調べたところ患者の排せつ物と朝食に出された「かぼちゃのそぼろ煮」から、黄色ブドウ球菌が検出されたということで、保健所は食中毒と断定しました。
入院した人はおらず、全員が快方に向かっているということです。
保健所は25日の1日間、この旅館を営業停止処分にするとともに、調理施設の清掃や設備の消毒などを指示しました。
黄色ブドウ球菌はヒトの鼻やのどなどに分布していて、保健所は調理済みの食べ物に触れる際には手洗いや手指の消毒を行うこと、それに食べ物を室温で長時間放置しないよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220825/1030022412.html?fbclid=IwAR2j9AZMqUQPFUoLl8H8wmU25MOJrehUhZEgXaqPh3jvsu6BhEGUMEuAV7Y