2017/03/12【インフルエンザ集団感染】入所者21人、集団感染 105歳女性死亡 舞鶴の介護施設 /京都府
【インフルエンザ集団感染】入所者21人、集団感染 105歳女性死亡 舞鶴の介護施設 /京都府
舞鶴市引土の介護老人保健施設「すこやかの森」(山本富一施設長)は10日、入所者21人がインフルエンザに集団感染し、105歳の女性が死亡したと発表した。職員の発症は今のところ無いという。
「すこやかの森」は国家公務員共済組合連合会が運営する舞鶴共済病院の関連施設。施設によると、3日に入所者2人がせきを、翌4日にはそのうちの1人を含む3人が発熱するなど、9日までに亡くなった女性を含む85~105歳の男女21人が症状を訴えた。3日の発症者からA型ウイルスが検出されていた。
亡くなった女性は7日に発症し施設の医師が治療していたが、肺炎で9日夕に亡くなった。インフルエンザによるものと見られる。
施設には他に96人が入所しており、アレルギーを持つ人を除き、職員と共に昨年12月には予防接種を済ませていたという。感染が分かった後は発症者の居室を隔離し面会者を制限、ショートステイの受け入れを中止するなどの対策をしている。
市高齢者支援課によると、亡くなった女性は市内最高齢だった。