【集団食中毒】鹿児島徳洲会病院 職員向け給食で45人食中毒 /鹿児島県
鹿児島市の鹿児島徳州会病院で今月、職員に提供された給食が原因で食中毒が発生したとして、鹿児島市保健所は24日、病院の食堂に業務停止命令の行政処分を出しました。
7日間の業務停止命令を受けたのは、鹿児島市下荒田3丁目の「鹿児島徳州会病院」です。
鹿児島市保健所によりますと、今月21日の昼に施設内の食堂で調理された給食を食べた118人の職員のうち45人が、翌日におう吐や下痢などの症状を訴えました。
入院した人はなく、全員快方に向かっているということです。
病院の食堂では入院患者用の給食も調理していますが、入院患者の中に症状を訴える人はいないということです。
鹿児島徳洲会病院の山本茂樹事務長は「患者に迷惑をかけるが、保健所の指導を聞きながら対応していきたい」と話しています。