2017/04/07【食中毒監査】食中毒に注意 飲食店などで一斉監視始まる /石川県
【食中毒監査】食中毒に注意 飲食店などで一斉監視始まる /石川県
暖かくなり、細菌による食中毒が発生しやすい時期に合わせ、県内のスーパーや飲食店などでは、春の行楽シーズンを前に6日から衛生管理状況の一斉監視が始まった。
県では、気温が暖かくなる今の時期に合わせて毎年一斉に監視指導を行っている。対象は肉や卵を扱うスーパーや飲食店などおよそ1000施設で初日は、白山市にあるスーパーに保健福祉センターの職員が訪れた。
精肉の作業場では調理器具の消毒が徹底されているかどうかや、従業員への手洗いの指導などを行ったほか、売り場では製品の表示や温度管理などについて確認していた。
一斉監視指導は5月末まで行われるほか、夏と秋、年末にも実施することにしている。県内では昨年度13件の食中毒が発生している。月別に見ると、突出して多い時期はなく年間を通して発生していることがわかる。
暖かいシーズンには主に細菌によるもの。冬場にはノロウイルスと、それぞれ食中毒の要因が違っている。県では年間を通して手洗いの徹底が大切だとしている。
http://www.news24.jp/nnn/news87115837.html