【マラリア】PKOでアフリカ勤務の日本人女性、マラリア感染で“殉職”
中央アフリカの国連平和維持活動(PKO)を統括する中央アフリカ多次元統合安定化派遣団(MINUSCA)で文民として勤務していた日本人女性職員がマラリアに感染し、帰国後の昨年6月に死亡していたことが23日、分かった。
女性はヒロセ・ミホさん。国連によると、PKOの職務が原因となり日本人女性が死亡したのは初めて。国連は家族の希望でヒロセさんの名前の漢字や年齢、出身地などを明らかにしていない。
ヒロセさんの部下として勤務していた職員によると、ヒロセさんは2015年7月にMINUSCA入りし、中央アフリカ西部ブアルで地域行政官として勤務していたが、昨年6月10日に休暇で日本に帰国していた際にマラリアで死亡した。
国連によると、これまでPKOに参加して在職死した日本人の犠牲者は計5人でいずれも男性。
http://www.sanspo.com/…/…/20170524/acc17052412170001-n1.html