【鳥インフルエンザ】鳥インフル また感染拡大か /韓国
全国で同時多発的に鳥インフルエンザの感染が確認され、緊張が高まっています。
韓国では4日まで、済州道、全羅北道群山市、慶尚南道梁山市、京畿道坡州市の4カ所の農家で鳥インフルエンザの感染が確認されました。
感染が確認されたのはいずれも全羅北道群山市の飼育農家が鶏を供給した農家です。
全羅北道群山市の飼育農家はほかの地域の農家にも鶏を供給していて、農林畜産食品部は、少なくとも六つの地域に感染が拡大する恐れがあるとしています。
農林畜産食品部によりますと、確認されたのはH5N8型の鳥インフルエンザで、高病原性かどうかは5日夜に検査の結果が出る見通しです。
農林畜産食品部は感染が確認された農家の周辺で予防的な処分を進めているほか、全国で生きた鶏の流通を禁止する措置を取りました。
農林畜産食品部は、高病原性であることが確認された場合、鳥インフルエンザの危機警報の段階を最も高い『深刻』のレベルに引き上げることを検討しています。
韓国では昨年11月に鳥インフルエンザが全国的に猛威を奮い、全国の鶏飼育数の20%程度が処分されましたが、ことし4月4日以降は新たな発生例はありませんでした。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm…