2017/06/30【プール熱:アデノウイルス】プール熱県内流行 鹿児島市管内は4週連続警報 /鹿児島県
【プール熱:アデノウイルス】プール熱県内流行 鹿児島市管内は4週連続警報 /鹿児島県
子どもが夏場にかかりやすい「咽頭結膜熱(プール熱)」が流行している。1医療機関当たりの患者数は、今年の第24週(6月12~18日)で2・51人。週別のデータとしては2007年以降で最も多く、県は注意を呼びかけている。
県健康増進課によると、県内の第24週の患者数は138人で、前週より49人増加。年齢別では1、2歳が半数を占めた。
流行発生警報基準値の「3」を超えたのは、西之表7・00人、鹿児島市4・23人、姶良3・86人、出水3・67人、指宿3・00人。出水管内では、第13週(3月27日~4月2日)から12週連続、鹿児島市管内では第21週(5月22~28日)から4週連続で警報が続いている。
感染力が強い「アデノウイルス」が原因で、発熱やのどの痛み、結膜炎などを引き起こす。プールを介した感染もあることから、プール熱とも呼ばれる。
県は予防策として、手洗いやうがいを十分に行うこと▽タオルの共用を避けること▽プールに入る前、出た後は十分にシャワーを浴びること――などを呼びかけている。
http://www.yomiuri.co.jp/…/ka…/news/20170629-OYTNT50207.html